越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

完子和分解

 午後、高校で仕事。近年は始業が9月1日でない学校も多い。
 うちの空手も夏休みって中って雰囲気ではなくなっていた。それはそれでいい雰囲気だった。一部、半数以上は完子和分解できるようになった。一部は発達を考慮すると、そこまで目論んではいけないので、上出来。二部は完子和分解できることを目標にしていた。8月初日は、今年はその域まで到達は難しいかと思ったが、今日、できていた。それもなかなかいいレベルで。いや、凄い。競技に統一されていくと、流としてのオリジナリティーが失せつつあり、もとはそれぞれの流派があたりまえのこととして行っていた稽古課題が貴重(希少?)なことになりつつある。
 私は、頑なで行く。
 夏休み、練習に来れなかった子もいる。その子達はできないわけで、9月、別に手当てを用意していこう。
 ご家族の旅行のおみやげを持ってきてくれる子が多い。旅行先で、心に空手の仲間や道場が在ったことがうれしいよ。いただく側も、石川、栃木、小田原って思い巡らすだけでも楽しいさ。