野に在って名利を追わず 求心是武の道
上地流空手道春日山修武館
三戦 補助運動
平成23年4月、道場名を上地流空手道春日山道場あらため、上地流空手道宗家直系春日山修武館、団体名を上地流空手道協会新潟県支部と名のります。
「事を指し、名を称う」という一文が、呼吸の稽古に関連して宗家から勧められた本の中にありました。
事物に命名することにより初めて私どもの生活が意味づけられ、統一され、価値づけられるということです。
私の空手道では組織作りに関心がなく、名には無頓着でした。しかし、そういうものかと考え直し、道場名をあらため団体名を名乗ることにしました。
宗家は、強さはうちに秘めるもの、と昔私に諭ました。ひけらかし、暴力で我を通すためのものではありません。修武を名のるにあたり、その言葉を道場訓とします。
縁あって訪問していただいた皆様、どうぞ新潟の上地流をのぞいてみてください。
私が始めて上地流を目にしたとき、これが空手!?と、それまで持っていた空手の概念とはあまりにも違う空手の存在に大きな衝撃を受けました。それは、大学3年から4年生へ進級する春休みに将来郷土に持ち帰るべき空手は何かを模索し、見学にでかけた上地流空手道宗家での出逢いでした。生暖かい風が吹き抜ける道場で、黒光りする鋼のような筋肉を硬直させ、黙々と鋭い呼吸とともに鋭い貫手を繰り返す空手(私には龍?動物に見えた)に、これだ!春日山に持って帰る空手はこれしかない!と、瞬間的に心が決まりました。
旅行から戻るとさっそく上地流を習いたい一心で大阪の小学校で指導されていた関西修武館新木覺師範の元へ、毎週土曜近鉄に乗って教えを乞いに通いました。
平成3年12月30日上地流空手道三代目宗家上地完明先生の本部道場に移籍し約3年1000日以上沖縄で上地流を学ぶことができました。移籍初日には殺されるかと思ったほどの体鍛えに、道場を出るとき入り口から転がり落ちたのを覚えています。日々の小手鍛えには、目から火を出すように耐えました。沖縄修行は私の人生において心身を打ち直す有意義な期間になりました。
帰郷後、平成7年7月に春日山道場を開設して活動を始め、平成10年に新潟市、11年には長岡市に道場を開き新潟県全域への上地流空手道普及を進めています。
新入門、歓迎。
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申し訳ありません。
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