越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

越後縦断

 今日明日は謙信公祭のため、周辺は日常とやや異なる。出勤前に来月の試験(考古学)の準備して午前中は仕事。午後少し薬局で試験の準備の続きして、春日山の空手は休みのため上越を脱出し、新潟の稽古に向かう。
 帰省中の黒帯や私自身が新潟の練習への参加が久しぶりということもあり、懐かしい面々が集った。お盆名残でおもわず足があるか確かめた。稽古は突きと軸つくりミットでアップして、対人補助運動から完子和分解、補助運動、三戦、小手鍛え、級組手。緑以上と紫以下に分割し、緑以上は十三分解、紫以下は対人で完周と十戦。頑なな基本稽古だったが、新潟のメンバーは練習への取り組みが真面目の成果、三戦のこつがかり(これは上地流でも団体によって捉え方が異なる)が、よく見て取れた。
 流行や新しい技を追い求めるのもいいだろうが、個人の性格や気質もあるが、追いかけて追いかけてどっかにいってしまうよりも、私は拠り所とする原理原則を大切に稽古し、それを基に応用を研究してみる、という考えでありたい。、実は探し求めていたものが此処にあったなんてこともある。上地‘流‘としての原理原則を大切に、私たちの拠り所としていきたい。
 稽古後、けっこう涼しく、風は秋の風。私はこの哀愁と冴え光る月が好き。帰りのハンドル、私は鍛えは休だったので震えはないが、きのうウエイトを全開してしまい、腕と足が硬直気味だった。
 2223無事帰還。