越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

春日山の火

 午前は東京大会の後始末や整理。限られた時間のなかで次々片付けなければならなくてせわしかったが、剛柔流の山口先生とお会いできた余韻はゆったりと心に染み残っていて、こういうのを徳というのか。
 うちの宗家と薫りが似ていた。
 午後仕事は連休明けで忙しかった。このハッピイマンデイ制度ってどうなのか。俺は反対だな。何月何日はこうこうこういう日ですよ、だからお休みなんですよ。といった謂れや恩恵を都合よく捻じ曲げて、都合良く捻じ曲げたつもりが都合の悪い人もいて、かつただの月曜休みに埋没してしまって、浅はかな制度だと思う。
 クラスは外の風が秋の冷気をもたらすなか、10月からのカリキュラムへの移行練習。今はまだ徳とは無縁の連中が居残ってまで練習。この練習量は彼らの、また私の自信になる。この自信が驕りにならないように戒めねば。