越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

求道者

 午前中、ウエイトに行ったら、有段者2名が稽古してた。二人とも三月の錬成大会に出るわけでもなく、試合の為の練習ではない、自主的な独自課題の練習である。
 午後、もう一度練習に行ったら、最近話題になる機会の増えた兄弟のスキー選手が練習してた。この二人も、監督された練習ではなく、独自課題の練習のようだ。二人とも、少年の頃からの馴染みで、道場の神様の覚えも目出度いと思う。
 うちの道場のウエイト施設、20年来、スキーの日本トップレベルのみならず、国際レベルの選手まで、長らくご愛顧いただいている。スキー選手というと華やかなイメージがあるが、うちで練習するスキーの選手は、みな地味に地道にといった雰囲気の選手達で、私的には、妙高の山岳修験者的な印象を持っている。 アスリートでもあるが、いわば求道者のような印象。午前の黒帯二名もアスリートではない。うちの道場の神様が求道者を引き寄せるのだろうか。