越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

新潟大会(平成17年5月会報11号掲載)

 趣旨は〔上地流空手道修行者の力量をKOルールによって試し合い、新潟の上地流の実力をあげることを目的とする〕です。
 第4回大会以降を公開開催にする際、春日山、長岡、新潟の県内各道場の持ち回りで開催し、一巡後に一応の完成を目指しました。回を重ねるにつれレベルも上がり又、マスターズでのファイトなど参加層も厚くなってまいりました。我々の大会として一応の形ができたと思います。
大会の成長につれて規模を大きくし演出のようなものも考えるべきかとも思いますが、私はそういったことに必要なエネルギーも全て空手の指導・練習につぎ込みたく思います。
趣旨にもあるように新潟大会は空手の実力をあげることを目的とする大会であって、それ以外の余計な開催意義を一切持つ必要はないと考えます。
 派手な大会や規模の大きな大会は他団体が開催してくれます。大きな舞台で活躍したいという志を持つ者がでてくれば、実力をつけ、そこに出て行って勝てばいいのです。
 ですから新潟大会は質素なままでいきます。