越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

越後縦断

 午後クラスは22名、新潟は8名。寒いなか出席はまあまあ良い。午後クラスはチームに分かれたメニュー消化スタイルに挑戦してみた。補助運動は紫以上は対人補助運動B、他はゆっくり動作確認。完子和を小粒なリーダーに四五人ずつ率いさせて、その間に緑に級組手4番5番。小粒達なりにやり方が違うのが頼もしかった。居残りは軸つくりミット。ちょっと鉄球して新潟へ。
 30分前に着いてテーピングの本読もうと思ったら、すでになぜか長岡の茶帯が机片付けて準備してる。きょとん?としてる間に若手緑も現れて、時間前に段組手導入。思いもかけないうれしいことってたまに訪れる。
 新潟もメインは段組手チームと完子和分解チームに分かれた。 二段二人の完戦もしたがこれはなぞるだけ。宗家乞う、だな。軸ミットは上級者に成果がでてきた。組手への応用は時間切れで紹介しかできなかったが、新潟の練習生の隙(合間)をみて寸暇を惜しまず自分の課題を反復する姿勢は素晴らしい。
 春日山の連中(一般部)も雑談する間があったら練習しろっ、とその知性の差に憂いを感じた。もっともあいつらはその後におかしな練習だがたっぷり空手はしている。
 新潟は時間制限があるが春日山はない、ことの顕れでもあるのか。
 越後茶屋のかに丼が食べたくて寄ったらメニューからなくなっていた。どうも俺が好むものは世間一般からは支持されない。