2014
上地流新潟通信1月号
新しい年が、空手修行によって有意義となりますように。
年末の支部内試合、参加・お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。出場した選手は、向上の機会となったことと思います。
級審査、錬成大会の日程が決まりました。今から意識をもって稽古に取り組んで下さい。
◆ 東京大会宗家挨拶文 呼吸に関し、貴重な内容でしたので掲載します。
ごあいさつ
上地流空手道宗家
上地完明
本日、ここに上地流空手道東京大会が開催されるにあたり謹んでごあいさつを申し上げます。
まず、年末のお忙しい時節に大会開催へのご協力に感謝申し上げます。
さて、たたいて鍛える上地流空手道の特質について私は機会あるたびに述べているところですが、すなわち上地流空手の真髄・奥義は基本型「三戦」にすべて集約されます。
空手道の源流は仏教にあるとされています。
仏教はインドの釈迦が菩提樹の下で静観をこらし大悟して成道したことが始まりとされ、このとき釈迦は徹底して呼吸のありようをきめたといわれます。
心をこめた呼吸を積み重ねてゆけば、意( こころ)が呼吸とひとつになって離れなくなり、心が呼吸になりきってしまう「心息身の合一」これが三戦の中に秘められているのです。
三戦をくり返し練習しているとごく自然に調心・調息・調身が身につき、物事の変化に的確に反応できるということです。空手道の精神性からいわれるゆえんです。
西紀前5世紀に始まった仏教ですが、空手道の淵源は仏教とともにその歴史を刻みはじめたことになります。
基本型三戦は武道空手に必須の[体]と[技]をつくり、合わせて呼吸法を通して精神性を高める「心練」へと発展します。
姿勢を正し「肩下げ・腹しめ・尻しめて」を一体化して三戦の基本をしっかり念頭において、三戦の内奥から多くのことを感じとってくれんことを宗家は望んでいます。
本日の大会をとおして、お互いが切磋琢磨し正しい、上地流空手道が普及されることを切に希望いたします。
会報修武20号の私の作文に繋がります。
◆ 稽古始め
◆ 出張稽古雪の状況によっては、伺えない場合があります。
春日山 1月11日(土)、23日(木2・3部)青木
長岡 1月19日(日)永野 青木
◆ 日曜練習会
新潟 1月19日(日)16:00~17:30新潟市内 担当 清水
長岡 1月19日(日)16:00~17:30長岡道場 組手強化 担当 青木
長岡へ車同乗希望者は16日(木)までにホワイトボード記入ください。
14:20春日山修武館 14:40頸城集合地点
◆ 練習休み
長岡 1月12日(日)
◆ 進級審査会
日時:2月2日(日)9:30~12:00春日山修武館第二道場
臨時2月1日(土)、再試3月1日(土)17:00~春日山修武館第一道場
受審日は申し込み時に申告ください。締め切り:1月25日(土)
審査料:3150円 帯不要の方2100円 再試525円
受験者以外で、組手対戦を希望する方も申し出ください。
◆ 第10回新武会・極真館合同錬成大会
3月30日(日) 長岡市民体育館柔道場
出場 春日山7名
◆ 小学6年生へ
小学校卒業までに段課題の十三・段組手を習得するよう取り組んでください。
◆ 練習フォロー
年間カリキュラム上、5月まで組手練習を行いますが(土曜1部は除く)、心身が向かない方は、メール・電話で連絡ください。配慮します。また段・級査課題の習得は、個別補習枠(土曜15:40~16:10)を予約のうえ活用ください。
◆ 冬対応
冬、白い空手着は目立ちにくいので、送迎の駐車の際は十分お気を付けください。北側道路は、すれ違い困難のため、進入は山麓線からに限定して下さい。2丁目駐車場も機械除雪を行っていますので、ご利用ください。道路事情が悪い場合や体調不良時は、無理せずお休みください。