越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

昇段

 午後、昇段審査のため長岡へ。今日は同行者なく身軽にバイクで。
 今日の受験者2名は練度充分で、試験側からすると、不安なく(二段蹴りだけ心配だった)みていられた。十三分解などは二段レベルの出来。
 とはいっても、段外は段外でしかない。
 

 きのう春日山は、月一回の合同の組手練習だった。一般のグループは黒帯7名、茶帯1名、緑2名(女性)で、そのメンバーが目の前で組手を連続すると、それは言葉では言い表せない、別次元の情景であった。彼らとて、最初からこうであったわけではない。黒帯を締め、自他ともに有段者と意識する中で自律し、精進し、逞しくなったのだ。(試験勉強中のため、えらそうな文調)
 今日の二人にも黒帯を締めて稽古して欲しい。
 来週は別の3名が受験する。(受験者の日程調整がつかず別に設定)
 私が普段みることのない練習生のため錬度はわからない。新潟・長岡・十日町春日山・頸城から集まる合同組手練習日でもあり、春も近そうで新潟の上地流も華やぎそうだ。

 
 審査後長岡の練習。練習後、掃除してI指導員と修武21号関連の20周年の話題。
 20年たって、長かったとは感じていない。I指導員と出会った時のことも明瞭に、ついこないだのことのように覚えている。これまで同じ長さの20年経つと私の年齢も60代後半。空手できるのが、あと健康に過ごせたとして今までの年月分の20年しかないという自覚の話。やるべきことはやらなければならない。命は有限で、時間は無駄にはできない。