越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

稽古納め

 本日、ぶじ令和4年春日山修武館の稽古納めとなりました。

 新潟は大雪の影響で稽古納め(最終日)は休止になり、もっとも豪雪が懸念されるべき頸城地方はさほどではなく、木曜に引き続き、時短ではありましたが、充実した稽古を行うことができました。

 今週は春日山は雪で稽古できないかな、と心配していましたが、おもいがけずできたわけで、COVID-19で一変した3年前から、努めて前向きに考えても、思うようにいかなかった日常が、懸念しつつもおもいがけず良い方向に向かった週となりました。

 これは、吉兆でしょうか。

 今週は、木曜も土曜もほとんどの門下生と顔を合わせて稽古ができました。今日の稽古終了後、私の稽古をしていたら、しばらく新潟での勤務となって会っていなかった門下生も雪で移動ができなかったのか自主練に来て、動画の十戦など見ながら空手の話を熱くできました。来年に向けて、私の心に灯明が灯った気分です。

 

 12月は(今日も猛烈)、私の仕事が、年末の繁忙に加えての発熱・コロナ対応を同時に求められました(きっとまだ続きます)。それは、現実的には、一人の薬剤師がこなすことができるわけがない要求が容赦なく殺到する日常でした。

 ただ、不思議と疲弊はしていません。

 コロナが三年続き、私は、他の空手の方々、また他の薬局の皆さんからは孤立しています。しかし、春日山修武館の練習生、自分の薬局の患者さん達とは、繋がりを維持でき、その過程におけるお互いの努力から、実益を挙げ、むしろ信頼を深めることができた気がしています。

 そう思えたら、悪いことばかりではなかったと思えています。