越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

長岡で稽古納め

 仕事後、長岡へ。毎年、年末は仕事(調剤薬局)の最繁忙期なのだが、今年はさほど忙しくなく、1930、稽古開始に間に合った。途中、のほほん喫茶はやっているはずもなく、SD(今はCDではない)カードでジャングルスマイル聴きながら駆け付けた。

 突き蹴り、補助運動、完子和まででアップ。小手鍛えして、脱力三戦、鋭く三戦。その後、各自の取り組みの型で脱力と鋭く。三十六、十三の次元だと、即座に効果がみえる。

 最後に組手で終了。級の二人、なかなか頼もしい。

 マット拭き他、窓や扇風機なども拡大掃除して長岡稽古納め。長岡で、私の今年の稽古納めともなった。

 さて、歴史の研究が、ここ二年は三河遠江、東濃をフィールドとしていた。来年からは越後、越中、北信、庄内が対象となる。じつは今年の院試終わった頃(秋)から新潟県内でもフィールドワークを始めている。それに伴い、新潟、長岡の稽古にも参加する機会を増やしている。各道場の昇段受験希望も増えていて、それは私が介入するのではなく、各道場の先任が行えばいいのかもしれないが、私が訪問して一緒に稽古することも我なす空手の一環であり、そのことが私の空手道でもあるのだから、躊躇わずに稽古に出かけようと思っている。

 新潟、長岡の匂いを懐かしく感じつつ、新しい年に向かおう。

 上地流空手道春日山修武館の活動に賛意くださった皆様、有段者、門下生各位、一年間ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。