越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

道場の宝

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極真会館新潟支部青少年空手道選手権大会
10月30日(日)魚沼市小出武道館
小学中学年 優勝 蓑輪艶樹5級(春日山)3位 太田寿史5級(長岡)
小学低学年 優勝 蓑輪天赦5級(春日山)準優勝 後藤俊9級(春日山

 蓑輪兄弟は技有り一本で勝ち進んで結果は良かったのだが組手の内容はいまいちだったぞ。もっと中段への技でダメージを与える組手をしなければならない。より強くなって欲しいから誉め言葉よりも、あえて課題を指摘する。
 寿史は先回の敗戦にめげずよくトロヒィーをもぎとった。ご両親もその努力を心から喜んでいるよ。渡部君は応援団四人の期待を裏切らない結果だった。あれを味わった人間は稽古の一動作毎に感じる事柄がかわってくる。だからよかったんだよ。
 いろいろ心震えた大会ではあったが、いちばんうれしかったのは負けた三島くんの涙だった。うちの道場にとっては一生懸命練習して勝てなかった者が流す涙ほど大切なものはない。
 ゲストとして群馬から全日本中量級チャンピオンがいらしていた。強さを全くひけらかさない爽やかないい男だった。かっこよかった。だから今夜は桂川をいただこう。