越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

大会前夜

午前、仕事。業務集中日。たまらん。1400から会場セット。小じんまりとだが、なかなかいい感じ。対戦は実力伯仲するように一回戦を組み合わせた。第一試合から予測がつかない。
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熱い会場となるだろう
 1700、四代目宗家完尚師範を春日山修武館に迎えて、上地家に伝わる藁の巻き方で新道場の巻き藁を仕上げていただく。
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 ポジションを決め、縦に根を敷く。
左は那覇南修武館招待選手ボブ、右が完尚師範。
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宗家仕様の巻き藁ができてくる。やや感動。
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完成した巻き藁の突き初めを行う完尚師範。
完明先生曰く「叩けば叩くほど締まってくる。」
まったく叩くのが好きな流派である。
 上地家に伝わる仕様の巻き藁を、四代目宗家に御作りいただいたことは、春日山修武館末代までの宝となります。私は競技成績と組織的発展に依存しない上地流を、郷土に伝えていきたいと考えています。空手本来の己の拳足を鍛え武器となす修錬を、この巻き藁を基に蘇らせます。この巻き藁で己を鍛えた者達が、社会の役に立つ人へと成長し、まわりに信頼され頼りにされる人になって欲しい、と願う。
 「お前もあの巻き藁で拳、鍛えたのか」「お前もか」「足先と拇指拳は痛ぇよな」「おぅ」
 なんて会話が、春日山町界隈で末代まで続いて欲しい。