越の修武録 令和編

上地流空手道宗家直系春日山修武館 令和元年からの活動記録です。

剣聖の郷を訪ねて

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20年ほど前に剣の天地を読んで以来訪ねてみたかった上泉伊勢守の前半生の舞台。
 まず群馬県庁の32階展望ホールから四方を眺める。四方素晴らしい眺望。北方は利根川が迫る厩橋城跡を眼下に三国峠方面を望む。明け方や夜は、どんなに綺麗だろうか。
 東へ6Kmほどで伊勢守が居住していたであろう上泉城跡。
本丸跡に剣聖上泉伊勢守が剣を構える姿が立つ。険しくない穏やかな姿。周りの風景もとても穏やかで、明るい静かな郷に感じた。箕輪に伝わる鬼神のような働きとは天地な人物の匂いがした。
 さらに東に5kmほどで大胡城。
本丸下で土塁を見上げ、越後長峰城(吉川町)に縄張りも普請も酷似していると思った。徳川旗下の牧野氏が越後町田(吉川町)→長峰→長岡へと移る前に封じられていたのが大胡城。長峰城は大胡をモデルに築かれたのだろう。物好きな方は両城訪ねてみてください。唸り声をあげることでしょう。